FBI特殊捜査ユニットの行動分析課、通称BAU (behavioral analysis unit) の活躍を描いたクリミナルマインド。
FBIの最強プロファイラー・ユニット“BAU(行動分析課)”のメンバーが様々な凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー。
その名の通り犯人の行動や心理状況を犯罪者の心理を知り尽くした一流のプロファイラー達が分析しながら逮捕に至るストーリー。
クリミナルマインドとはどんなドラマ?
クリミナルマインドは、基本的に1話完結でありながら毎回波乱の展開を見せ、見る者を飽きさせる事がありません。
その詳細な活動内容は:
- 全米のどこであろうとも事件現場にすばやく赴き。
- シリアル・キラー(連続連殺人鬼)の犯行を詳細に分析。
- 犯人像を犯罪心理学的にプロファイリング。
その仮説を元に犯人を追い詰めていく犯罪心理分析のプロフェッショナル。
2005年に米CBSネットワークにて放送が開始されたこちらの作品は、現在も放送が続き多くのファンを生み出しています。
現在シーズン13が放送中のロングラン犯罪捜査サスペンス。
アメリカでも人気ドラマの一つです。
ドラマの中心キャラクターとしてシーズン1から活躍を続けていた俳優が、撮影中暴力問題を起こし即解雇された事が日本でもニュースとして取り上げられました。
又長期間続くドラマの宿命とも言える俳優の降板などでも大きな話題を集めるクリミナル・マインド。
そんなクリミナル・マインドの気になるキャストやストーリーは?
まだご存じない方の為に詳しくご紹介致します。
[the_ad id="2074"]
リミナル・マインドのキャスト紹介!
アーロン・ホッチナー役(トーマス・ギブソン)
FBI特別捜査官でBAUの責任者。
冷静な判断でチームをまとめる頼り甲斐のある存在。
愛する妻と幼い息子がいますが、ある事件の犯人によって家族が危険な目にさらされます。
過酷な運命を背負う人物です。
TV「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」でグレッグを演じています。
そんなアーロンを演じるトーマス・ギブソンが、先程ご紹介した暴力事件を引き起こした張本人。
ドラマの撮影中意見の食い違いから思わず手が出てしまったそうですが、演じているキャラクターの様に冷静な判断が出来なかったのでしょうか。
本人と製作者サイド双方の言い分は違いがあり真相はわかりませんが‥個人的には好きなキャラクターだったのでこの様な降板はとても残念でなりません。
ドラマのファンの皆さんも同じ様にお感じになられているのではないでしょうか。
アーロンに戻ってきて欲しいですが、それは叶わない夢なのかもしれません。
デレク・モーガン役(シェマー・ムーア)
FBI特別捜査官。
自ら幼い頃ある辛い体験をした事によって、被害者の心に寄り添える優しさを持ち合わせています。
同じチームの一員ペネロープとは大の仲良し。
彼女を妹の様に可愛がっています。
[the_ad id="2074"]
Dr.スペンサー・リード役(マシュー・グレイ・ギュブラー)
FBI特別捜査官。
学生の頃から飛び級を繰り返す程の天才的な頭脳の持ち主。
見た目は色白で細くどこか頼りない雰囲気ですが、持ち前の頭脳を活かして犯人を追い詰めます。
このドラマの中で女性ファンが多い事でも知られるキャラクターです。
スペンサーはチーム最年少で皆から可愛がられる愛されキャラ。
彼は天才というキャラクターからか、とっても早口。
まるで機械の様に難しいセリフを早口で喋る姿は圧巻なので、字幕でご覧になる方は彼のセリフにご注目下さい。
ジェニファー・ジャロウ役(A・J・クック)
チームの連絡係兼渉外担当。通称JJ。
始めはチームの連絡係として活躍を続けるJJですが、自身の様々な経験から後にFBI特別捜査官として活躍を遂げます。
学生の頃大好きな姉が自殺をしてしまった為、少し心に闇を抱えています。
ペネロープ・ガルシア役(カーステン・ヴァングスネス)
FBI特別捜査官。
天才ハッカーとして高い実力を持つペネロープは、パソコンを駆使してあらゆる情報を取得しチームを助けます。
ほとんど現場に行くことは無くデスクワーク。
彼女のデスクにはぬいぐるみやフィギアなどで埋め尽くされとても派手なのですが、日頃から扱う凶悪事件の恐怖を少しでも和らげられる様に敢えて可愛いものでデスクを飾っているそうです。
怖がりな反面基本的にはとても明るく、人の心に寄り添える優しい性格の持ち主です。
デレクと仲良しで彼を兄の様に慕っています。
デレクとペネロープの関係はとっても素敵。
男女の恋愛感情とはまた違ったお互いを深く想う気持ちが、こちらまで胸が温かくなってしまう様な2人の関係にぜひ注目してご覧いただきたいと思います。
[the_ad id="2074"]
クリミナル・マインドシーズン1・4・5・9!
おすすめのエピソード
「クリミナル・マインド」は基本的に1話完結型。
その為比較的ご覧いただきやすいのではないかと思います。
もちろん全て観て頂いた方がBAUチームメンバーを詳しく知る事が出来ますし、シーズンを通して犯人を追う事もあるのでよりストーリーを理解する事が出来ます。
と言ってもHuluではシーズン1からシーズン11まで配信されている為中々手が出せないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで私が観た中で特に印象に残っているものをご紹介致します。
クリミナル・マインドシーズン1のお勧めエピソード!
第14話 「死刑へのカウントダウン」
1990年に12人の少女の誘拐・殺害と、息子ライリー殺害の容疑で逮捕されたジェーコブ・ドーズとサラ・ジーン・ドーズの夫婦は死刑判決を受け、執行が迫っていた。
ところが13人目の被害者がサラ・ジーンの母親の自宅下から発見され、新たな犯行の有無を調べるためBAUは最後の面接のためフロリダ州に向かう。
クリミナル・マインドシーズン4のお勧めエピソード!
第11話 「ありふれた狂気」
カリフォルニア州オレンジ郡で、ハイウェイを走行中の車を狙った、連続銃撃事件が発生した。最初の犯行は10日前。
最初の被害者のジュディ・ハニティは走行中にショットガンで撃たれ、車は横転、下半身不随の重傷を負い、二人目、三人目は死亡した。
第25話 「地獄からの帰還 前編 後編」
農場の持ち主である元医師のメイソン・ターナーは、四肢麻痺で生命維持装置につながれていた。
ベッドウェルは、プロファイリングのミスだとロッシとホッチを非難、ところがその頃、農場を調べていたモーガンとプレンティスは、豚小屋のそばで血痕のついたゴミ箱を発見。
その中には、なんと、性別・サイズも違う血染めの靴がぎっしり入っていた。
[the_ad id="2074"]
クリミナル・マインドシーズン5のお勧めエピソード!
第16話 「母の祈り」
これらは観た後何とも言えない感情が込み上げ、とても印象に残っています。
もしストーリー数の多さに躊躇されている様でしたらこれらの話をご覧頂くとこの作品の魅力を実感頂けるかもしれません。
BAUのメンバーの絆というか雰囲気を感じ取って頂くならおすすめのエピソード。
第16話 母の祈り/マシュー・グレイ・ギュブラー(スペンサー・リード役)による初監督作品!8歳の少女エイミーが、忽然と姿を消す。誘拐事件発生を受け、捜査を開始するBAU。
その夜、サラという女がJJを訪ねてくる。彼女は8年前に8歳だった息子を誘拐されて以来、同様の事件が起きるたびに、同一犯の犯行ではないかとJJに訴えてきているのだった。
クリミナル・マインドシーズン9のお勧めエピソード!
第7話「地獄の門番」
事件解決後皆で飲みに行き「ピアノ・マン」を熱唱するシーンが微笑ましく、チームの雰囲気を感じ取って頂けるのではないでしょうか。
ボストンで男性3人の絞殺体が見つかる。犯人は絞殺具を用いて襲撃。目撃者はいなかったが、3人目の被害者・スコットは友人との電話中に襲われていて、1時間後に遺体で発見された。BAUが現地で捜査に乗り出す。
[the_ad id="2074"]
クリミナルマインドのあらすじや見どころ紹介!
製作総指揮は映画『スピード』『プライベート・ライアン』などのハリウッドの大物製作者マーク・ゴ-ドン、警察からTV界に転じた鬼才エドワード・アレン・バーネロらの共同制作の本格的なドラマ。
FBI行動分析課 BAUの活躍を描いたストーリーとして、アーロン・ホッチナーを中心にBAUの特別捜査官が、地元警察では解決出来ない凶悪事件を解決するために奔走。
地元警察から依頼があればアメリカ中どこへでも自家用ジェットで足を運ぶチームメンバー達の分析の凄さに注目。
膨大なデータに基づき、彼らを“秩序型”“無秩序型”などに分類し、それぞれの特徴を新たな犯罪者たちの足跡に照らし合わせることで次なる犯行を予測する、地上最強のプロフェッショナル・ユニットが“BAU”。
事件の手口から犯人の年齢や人種、犯行動機や犯行目的などをプロファイリングし、犯罪者の心を分析してその闇を暴くというまったく異なる捜査方法で犯人を着実に追い詰めます。
但し、対峙する相手は本物の凶悪殺人犯。
人間とはとても思えない様なシリアルキラー(連続殺人犯)が、犯罪を繰り返すことで己の欲望を満たそうとし、追い詰められると更に凶悪化。
時にはBAUの予想を上回る狡猾と残虐さをもって捜査を混乱に招くこともしばしば。
同時に犯人と同化して事件を調べる“BAU”メンバーには、深い心の闇が葛藤と共に訪れることもあり、予測不可能な犯罪ドラマとして進行。
リアルかつディテールこだわったプロファイリングを元にストーリーを紡いでいくクリミナル・マインドを観てしまうと、他の警察モノのドラマが霞んでしまう程凶悪で刺激的で、目を覆いたくなる様な事件も多々出てきます。
そんな極悪犯罪が登場するクリミナルマインドですが、BAUはアメリカのクワンティコに実際に存在するFBI捜査班。
その為かアメリカ史上歴史に残る様な実在事件や犯人の名前もドラマの中で度々登場します。
フィクションとわかりつつ妙にリアリティがあるので、視聴者を夢中にさせるのかもしれません。
又BAUチームメンバーの絆がとても強く、シーズンを追う度にチームメンバーが好きになるはず。
ご自身の中でお気に入りのキャラクターが必ず出てくるのではないでしょうか。
ストーリーは1話完結型でスッキリしますが時には度々チームを苦しめる凶悪犯と因縁の対決をしたり、チームメンバーが危険にさらされたりと手に汗握る展開がストーリーを盛り上げています。
刺激的な作品をお探しの方にぜひご覧いただきたい、個人的にはかなりオススメの作品です。
[the_ad id="2074"]
クリミナル・マインドのミュージック!
毎回使用される音楽がとっても素敵
シリアスな事件を和らげてくれる音楽や逆に切なさを増幅させる音楽など、選曲の素晴らしさが特徴的。
この作品を観て知ったアーティストや曲が沢山あります。
中でもシーズン6の第10話「シリアルキラーの娘」でラストに流れた曲が印象的で、私にとってお気に入りの曲になりました。
ちなみに曲名はFive Finger Death Punchの「Far From Home」です。
彼らはヘビィメタルバンドですがとてもメッセージ性が高い曲を歌っています。
「Wrong Side Of Heaven」や「I Apologize」は胸に突き刺さる曲。
YouTubeにPVがありますので興味がある方はご覧下さい。
話が少し逸れてしまいましたが使用される音楽が素晴らしいので、ぜひ音楽にも注目してご覧頂きたいと思います。
クリミナルマインドのまとめ!
凶悪で卑劣な犯罪者を追い詰めるBAUの捜査官達の活躍を描いた「クリミナル・マインド」
彼らが扱う事件はどれも残虐で信じがたいものばかり。
時には自らの命が狙われてしまったり家族が危険にさらされたりと常に大きなリスクを抱えながら犯人に立ち向かいます。
シーズン最終話で描かれるストーリーは特に波乱に満ちていて目が離せません。
一度ご覧いただけば止まらなくなってしまうはず。
本当にオススメ出来る作品ですのでご覧になってみてはいかがでしょうか。