シーズン4のあらすじやシーズン最終回、ファイナルシーズンとなるシーズン5のネタバレや最終回を解説します。
「リッパーストリート」は19世紀のロンドンの街 ホワイトチャペルで起きた切り裂きジャック事件を追っていた実在の刑事をモデルに。
その捜査にあたった実在の刑事を主人公に描いたこの作品は、次々起こる凶悪犯罪に立ち向かうサスペンスストーリー。
事件から半年を経た捜査での数々な陰謀や思惑が加わり葛藤や新展開等を詳細に描き、AXNミステリーチャンネルの視聴者アンケートでは95%が満足感を感じているクオリティを期待できるおすすめの手に汗握る作品です。
リッパーストリートシーズン4のあらすじ!
リードが娘マチルダを取り戻しH管区署を去ってから3年後。
ルトウスキー殺しの罪で収監された友人の死刑判決に納得がいかないリードは、自ら真相を明かそうと動き出します。
一方リードがH管区署を去った後に署長に就任したドレイクは、新たに発生した殺人事件の捜査を行っていました。
シーズン4はルトウスキー殺しの真犯人を追ってリードが再びH管区署に戻り、彼らは徐々に後戻りする事が出来ない窮地に立たされます。
衝撃的なシーズン4のラストを迎えるまで見所が盛りだくさん!
死刑判決を受け刑の執行を待つスーザンは息子コナーとの時間を過ごし自らが犯した罪を償う覚悟をするものの、なんとかスーザンを助けたいジャクソンはある方法でスーザンの死を偽装する事に。
●果たしてジャクソンは愛するスーザンを助ける事が出来るのか。
●更にリードとドレイクの前にダヴ警視監という新たな敵が現れます。
●物腰柔らかで賢いダヴ警視監でしたが、実は恐ろしい裏の顔が。
彼の存在がリードとやドレイク、更にジャクソンやスーザンを窮地に追い込みます。
そんな波乱の展開が待ち受けるシーズン4から目が離せません。
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リッパーストリートシーズン4最終回の解説!
ここからはシーズン4の最終話の解説なので、まだご覧になっていない方はご注意下さい。
両脇腹を2か所噛まれた様な傷を負った死体が発見され、再び恐怖に包まれたホワイトチャペル。
ルトウスキーが遺した日記を元に一連の殺人事件の真犯人を追うリードとドレイク。
一方3つの壺を手に入れスーザンと共に逃亡を図ろうとしたジャクソンは、壺を売りに出かけた先でクローカーによるタレコミによって警察に逮捕されてしまいます。
ジャクソンの裏切り行為に激怒するドレイク!
ドレイクがジャクソンを何度殴っても彼は事情を頑なに話しません。
そんなジャクソンを見たリードは、彼がここまでするには理由があるはずだと考え、彼が吸っていたタバコに着目。
とても珍しい銘柄だった為取り扱っている業者の住所を突き止めます。
するとそこで目にしたのは処刑されたはずのスーザンの姿だったのです。
ジャクソンの理解しがたい行為は全てスーザンの為だった事を理解したリードですが、彼女を逃す訳は無くH管区署に連行。
そんな中事態は思わぬ展開へ!
今まで起きた殺人事件の犯人が自分の弟ナサニエルの仕業だった事を隠蔽しようとしたダヴ警視監によって、リードとドレイクに対し逮捕状をだすという強硬手段に。
犯人を追い詰める立場から追われる立場となり後が無くなったリードとドレイクは、ジャクソンとスーザンを連れて逃走。
ナサニエルの居所を掴んだ彼らは潜伏先とみられる洞窟でクローカーの変わり果てた姿を発見します。
ナサニエルを捕らえる為それぞれ分かれて捜索!
するとドレイクの前に姿を現したナサニエルが殴りかかってきました。
お互い一歩も引かず果敢に立ち向かうドレイク。
しかしドレイクの力及ばずナサニエルに首を噛み切られ地面に倒れました。
ドレイクの元に駆け寄ったリード達でしたが一歩間に合わず、「戦争は終わった」と言葉を遺し息を引き取ったのです。
リードやジャクソンと共に戦ってきたドレイクの死はかなり衝撃的でした。
ジャクソンが救ってくれないかと淡い期待を抱いてしまいましたが、首を噛みちぎられては無理ですよね。
ナサニエルはそのまま逃走してしまった為、この先波乱の展開が待ち受けているはずです。
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リッパーストリートシーズン5ネタバレ!
ドレイクの葬儀から幕を開けるシーズン5。
ローズを含め同僚達が悲しみに包まれる中リード、ジャクソン、スーザンは3日間地下に潜伏。
このまま隠れ続ける訳にはいかないと判断した彼らは、ジャクソンの元恋人ミミが所有する劇場を訪れます。
全ての事情を聞いたミミは彼らに協力する事に。
一方H管区署には新しい署長としてリードと因縁の中であるシャイン警部補の姿が。
ダヴ警視監と共に指名手配中のリード達3人を捕まえる為に動き出します。
窮地に立たされたリード達はどの様に汚名を晴らすのか。
ファイナルシーズンとなるシーズン5はひと時も目が離せません。
そしてローズとドレイクに引き取られたジャクソンとスーザンの息子コナーは、なんとダヴ警視監の元へ。
更に逃走中のナサニエルは兄に用意してもらった小屋で新しい生活をスタートさせますが、ある事がキッカケで再び殺人に手を染めてしまいます。
かなり異常な殺人鬼と化したナサニエルも実は辛い過去を持ち誰からも愛されず育ち、そんな彼の姿が切なく感じられるかもしれません。
又弟の罪を隠蔽し自分の立場を守る為次々と悪事に手を染めるダヴ監視官。
そんな彼にも終わりの時が一歩づつ迫っていました。
シーズン5は次の展開が気になり止まらなくなるストーリー展開です。
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リッパーストリートシーズン5最終回の解説!
ナサニエルが自分の家族を殺している所を目撃していたロビン。
幼い彼は恐怖のあまり家を飛び出しH管区署に保護されますが、ダヴ警視監の手によって殺され川に遺棄されてしまいます。
そんな兄の様子を見たナサニエルはロビンの遺体をミミの劇場へ運ぶ事に!
彼の話を聞いたスーザンはロビンの遺体と共にナサニエルとH管区署に自首する事を決意します。
2人の姿を目にしたダヴ警視監はナサニエルとは全く関係ないとシラを切ろうとするも遂に逮捕。
ジャクソンによる検死の結果ダヴによる犯行である事が証明され、ホワイトチャペルから遠く離れた施設へ送られその姿は闇に消えました。
一方囚われの身となったスーザンとナサニエルはこれまでの罪によって死刑が執行され、ジャクソンはコナーと共にアメリカへ強制送還、リードは再びH管区署の署長に返り咲きます。
これまでの事件に耐えかねた妊娠中のリードの娘マチルダは夫ドラモンドと共にホワイトチャペルを離れる事に。
無事出産しマチルダは小説家、ドラモンドは教師として新しい生活をスタートさせました。
一人ホワイトチャペルに取り残されたリード!
そんな彼の元にアメリカから一通の手紙が届きます。
そこにはコナーと釣りに向かったジャクソンが川で溺れている人を救出したものの、自らは命を落としてしまったというもの。
彼を讃える新聞記事と共に浜辺でコナーと戯れるジャクソンを撮った一枚の写真が添えられていました。
悲しい事実をリードから聞かされ泣き崩れるミミ。
そんな彼女も結婚し街を離れる事を決意します。
本当に一人ぼっちになってしまったリードは新年のカウントダウンで街が沸く中、H管区署で黙々と仕事をこなすのでした。
ジャクソンの死や一人取り残されたリードの姿はとても切なく、物悲しさが残るラストになった気がします。
でもそんな展開もこの作品らしいのかもしれません。
ラストまで本当に内容が濃い作品だったなと感じました。
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リッパーストリート キャスト
エドムンド・リード警部補(演:マシュー・マクファディン)
H管区署の警部補。
とても冷静で紳士的。
容疑者を問い詰めるのでは無く物腰柔らかな口調で諭す様に供述を引き出し、事件を解決に導きます。
娘を巡る事件によって心に傷を負っている一面があります。
エドムンド・リード警部補は実際に実在し切り裂きジャック事件の捜査にあたった人物です。
リード演じたマシュー・マクファディンは1974年生まれ。
ロンドンの王立演劇学校で演技を学び2002年ドラマ「Spooks」でデビュー。
「プライドと偏見」「ロビン・フッド」「アンナ・カレーニナ」など数々の作品に出演。
プライベートでは2004年に「MI-5 英国機密諜報部」で共演したキリー・ホーズと結婚され3人のお子様がいらっしゃるそうです。
ベネット・ドレイク部長刑事(演:ジェローム・フリン)
H管区署の部長刑事。
リードとは真逆で気性が荒く容疑者を殴って自白させる事も。
その一方女性にはとても優しく紳士的。
ローズという女性に一途な恋心を抱き、最終的には結婚します。
彼は1963年生まれ。
ベネット演じたジェローム・フリンは「ゲーム・オブ・スローンズ」でティリオンの良き相棒ブロン役で知られています。
異母兄弟のジョニー・フリンも俳優として活躍されています。
見所ポイント:キャストの底力!
ゲーム・オブ・スローンズのような超大作もリッパー・ストリートで見られる作品クオリティの上に成り立っているのがよくわかります。
ゲーム・オブ・スローンズの詳細はこちらの記事もご覧ください↓
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ホーマー・ジャクソン大尉 別名マシュー(演:アダム・ローゼンバーグ)
H管区署の検死官。
酒やギャンブルが大好き。
常にタバコをくわえながら検死を行うものの、彼の有能さはピカイチ。
経験豊富で鋭い感を持ち合わせている為、事件解決に大きな役割を果たします。
あるきっかけでスーザンと共にアメリカからイギリスにやってきたという経緯があり、スーザンとは縁が切れない間柄。
後にスーザンとの間にコナーという男の子が誕生します。
ジャクソン演じたアダム・ローゼンバーグは1975年生まれ。
ドラマ「アルカトラズ」「LOW&ORDER」「パーソン・オブ・インタレスト」などにゲスト出演しています。
ロング・スーザン(演:マイアンナ・バーリング)
売春宿の経営者。
女性に仕事を提供し弱い立場の人間を守る一方、彼女には恐ろしい裏の顔が。
とても気が強く自分勝手な一面がありますが、ストーリーのキーパーソンとなる人物です。
スーザン演じたマイアンナ・バーリングは1979年生まれ。
ドラマ「ドクター・フー」「トワイライト・サーガ:ブレイキング・ドーン」「ダウントン・アビー」「クロッシングライン」などドラマを中心に活躍されています。
ローズ・アースキン(演:シャーリーン・マッケンナ)
スーザンの元で働く娼婦。
ベネットが想いを寄せる女性。
ローズ演じたシャリーン・マッケンナは1984年生まれ。
「魔術師マリーン」
に出演しています。
リッパー・ストリートは打ち切りから見事復活を遂げた作品!
どの国でも同じ事が言えるとは思いますが、特に視聴率に厳しいアメリカやイギリスのテレビドラマ。
まだストーリーが完結せずその先を観たいと思わせる様な展開でも平気で打ち切りが決定してしまう場合が多々あります。
アメリカやイギリスのドラマは巨額の予算をかけている事が多い為仕方がないのかもしれませんが、その作品を楽しみにしていたファンにとって打ち切りはかなりショッキングなものです。
そんな打ち切りから見事復活を遂げた作品がある事をご存知でしょうか。
その作品の名は「リッパーストリート」
視聴率の低迷からシーズン2をもって打ち切りが確定したものの、熱狂的なファンの署名運動などによって見事復活を遂げシーズン5まで制作されました。
リッパー・ストリートまとめ!
打ち切りから見事復活を遂げた「リッパーストリート」のシーズン4やラストについてご紹介させて頂きました。
シーズン5でファイナルを迎え切ない展開も多々ありましたが、それもこの作品の魅力なのでしょうか。
ただ怒涛の展開に一度観たら止まらなくなってしまう事は確かです。