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インターステラー解説やマン博士!津波やネタバレと結末 (ラスト)

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インターステラー解説やマン博士!津波やネタバレと結末 (ラスト)

ほとんどの作物は全滅し終焉の時が刻一刻と迫り来る地球。

そんな地球を救う為元宇宙飛行士で2人の子供を持つ父親が立ち上がり、人間が移住可能な惑星を探す過酷なミッションに出かけます。

果たして彼に託された地球の運命は?

2014年公開のSF映画「インターステラー」

数々のヒット作を手掛けるクリストファー・ノーランが監督を務め、マシュー・マコノヒーやアン・ハサウェイなど豪華俳優陣が集結。

実現不可能なミッションに果敢に挑む主人公たちの活躍が中心に描かれていますが、時空を超えた“家族愛”を感じられる感動的なストーリーになっています。

「火星移住計画」などが現実世界でも囁かれていますよね。

世界中で想像を超えるような異常気象が発生している今、この作品は単なる“フィクション”とは思えずリアリティすら感じるかもしれません。

思わず息を呑んでしまうような「インターステラー」の世界を体感されてみてはいかがですか?

今回は本作品に登場するキーパーソンや解説などについてご紹介致します。

インターステラーの解説!

マシュー・マコノヒー演じるかつて有能な宇宙飛行士だった主人公クーパー。

クーパー

彼は2人の子供の父親でありながら、密かに復活したNASAが構想を練っていた“ラザロ計画”に参加する事になります。

“ラザロ計画”とは人間が移住する惑星を見つけ出すというもの。

アン・ハサウェイ演じるアメリア博士らと共に宇宙へ旅立ち壮大なストーリーが繰り広げられるのですが、「重力」や「ワームホール」など数々の専門用語が登場し難しく感じられる方がいらっしゃるかもしれません。

インター

私は2度この作品を観ましたが、そもそも“ラザロ計画”を完全に理解しているのかと問われたら?マークが頭に浮かぶでしょう。

と少し脅してしまいましたが、難しい物理的な事を理解出来なくても十分楽しめますのでご安心ください。

キップ・ソーン

では何故とっても難しい用語が登場するのかと言うと、映画プロデューサー リンダ・オブストと物理学者キップ・ソーンによっておおまかなプロットが作られた作品だから。

キップ・ソーンは2017年にノーベル物理学賞を受賞した物理学界のスーパースター。

既に他界されたスティーブン・ホーキングとは学生時代からの友人だったそう。

そんな物理学者が製作に関わっているとなれば難しくなるのも当然。

クーパー

さらにこの作品で登場するあるシーン(本が勝手に本棚から落ちる描写)はキップがノーベル物理学賞を受賞する事になった「重力波」によるものとされています。

全く理解不能な方程式が記された黒板も登場しますが、これもキップ自らが書いたもの。

専門的な難しい言葉や理論が登場しても無理に理解する必要はないのかもしれません。

ラザロ計画とは?

ただし物語の鍵となる“ラザロ計画”は少しややこしいので簡単にご紹介しますね。

まず“ラザロ計画”にはプランAとプランBがありました。

プランAは宇宙ステーションを建設して他の惑星に移住する計画。

ただし巨大な建造物を打ち上げる為には重力をコントロールする方程式を見つけなければなりません。

マイケル・ケイン演じるブランド教授はクーパー達が地球に戻ってくるまでに方程式を必ず解くと約束するのですが‥

一方のプランBは方程式が解けなかった場合の予備プラン。

受精間もない卵子を保管庫で管理し、移住先の惑星で人口培養するというもの。

ただしこのプランでは地球に取り残された人々を救う事が出来ません。

更に核となるプランAには隠された大きな秘密が‥

一体どんな秘密が隠されているのか、ぜひその目でご覧いただきたいと思います。

インターステラーのマン博士の思惑とは?

地球に終わりが近付いている事を危惧し、なんとか人類が生き残る方法はないかと考え出されたラザロ計画。

主人公クーパー達が惑星を探すミッションに挑みますが、彼らが挑む任務よりも前にこの計画は進められていました。

ラザロ計画で初めて宇宙飛行に挑んだのはマット・デイモン演じるマン博士率いる12人のクルー達。

このマン博士は色んな意味で大注目。

マン博士は熱い情熱と使命を持って任務に挑みました。ところが彼がたどり着いた惑星は地面が氷で覆われかなり寒く、昼間はなんと67時間。

更に寒さが厳しくなる夜が67時間続くという過酷な環境だったのです。

当然人間が暮らせる訳も無く、たった1人生き残ったマン博士は地球に助けを求めました。

そんな彼の元を訪れたのがクーパー達。

マン

マン博士はクーパーらに助けられ危機を脱出するのですが、ここからの彼の行動があり得ないほどひどすぎて思わず目が点に。

でも「人類を救う」という強い使命を持っていたとしても、絶望的な現実を突きつけられたら彼のようになってしまっても仕方がないのかもしれません。

マン

たった1人見知らぬ惑星に取り残されてしまったら人格すら変わってしまう、そんな恐怖を実感出来ます。

どんなに不安で孤独だったか、明るい未来などひとかけらも見えない状態で耐えなければならない状況を想像すると恐ろしすぎます。

有能で人類の未来を託されたマン博士がとる驚きの行動とは?

マン

更に先ほどご紹介したラザロ計画 プランAに隠された秘密も登場しますのでぜひお見逃しなく。

インターステラーの津波シーン!

この作品には数々の手に汗握るシーンが登場します。

クーパー達が宇宙に旅立つ際のシャトル発射の場面では、映画を観ているという事を忘れて自分もクルーの一員になった感覚に。

更に最初にたどり着いた惑星ではブラックホールの影響で、想像を絶する程の巨大な津波に襲われます。

津波

その巨大すぎる津波は恐怖心を感じさせる程とってもリアル。

津波

でもクーパーの冷静な判断と的確な操縦で危機を脱するのですが、とにかくクーパーの操縦技術はお見事。

どんなに危機的な状況に陥っても冷静さを失いません。

だからこそ重要なミッションを任されたのですが表向きはNASAが解体され、月面着陸は嘘だったと教科書に記載され今では医療現場で当たり前となっているMRIすら無かった事にされている世界。

クーパー

そんな世界に反発を抱きながら「この地球に生まれたけどここで死ぬ必要はない」と語りミッションに挑むクーパーは、現状を変えたいという並々ならぬ想いを抱いていたのかもしれません。

もちろん家族を含め人類を救いたいという大きな使命感もあったと思いますが、内に秘めた想いがより彼を強くさせたのではないでしょうか。

クーパーの判断力や高度な技術力に加え、謎に満ちた惑星の数々の描写はとっても素晴らしく迫力満点。

一体どのような惑星が登場するのか楽しみにご覧下さいね。

インターステラーのネタバレ?結末

まだ一度もこの作品をご覧になっていない方に支障が無い程度のネタバレをご紹介致します。

まず注目して頂きたいのは“時間の流れ”

クーパー達は人類を救う為に宇宙へ旅立ちますが、彼らが過ごす ある惑星での1時間はなんと地球の7年に相当します。

インター

1時間と7年、時間の流れがかなり違いますよね。その為ミッションの遂行は時間との勝負。

1分たりとも無駄にする事ができません。とは言え何事も思うように進む訳も無く、度々危機的な状況に。

地球の終わりが刻一刻と迫る中、無事ミッションを終えなければ人類を救う事が出来ない。

クーパー の愛する子供達 息子トム 娘マーフィーに未来は無いのか。

トム

ハラハラする展開が繰り広げられます。

そして気になるのは結末ですよね。

個人的にはとっても素敵なラストだったと思います。

とっても頼もしいロボットTARSと共に宇宙船に乗るクーパーの姿は感動的。

結末に関してネタバレというか注目して頂きたい点は、冒頭に登場するマーフィーの部屋での不思議な現象。

クーパー

“幽霊の仕業”などとも言われていましたが、幼いマーフィーが発見した部屋で起きる数々の不可解な現象はポルターガイストなどでは無く、ある大きな理由があったのです。

5次元

ラストにつれてその秘密が明かされる事になりますが、ご覧いただくと「なるほど!」と納得頂けるはず。

クーパー

ある意味鳥肌モノかもしれません。

謎が徐々に解き明かされる描写はきっとみなさんの印象に大きく残ると思いますので、ぜひ冒頭からしっかりご覧いただきたいと思います。

インターステラーの解説!ラスト

この作品のラストに繋がる重要なシーンがあります。

それは中盤に登場する”マン博士の惑星に行くのか、それともエドマンズ博士の惑星に行くのか”を激論するシーン。

クーパーは生存信号を送っているマン博士の惑星に行くべきと主張しますが、アメリアはエドマンズ博士の惑星に行くべきと主張。

実はアメリアとエドマンズ博士は恋人同士だった為、私情を挟んだ判断は避けるべきとアメリアを非難。

するとアメリアはこのように述べました。

「正直な気持ちに従いたいの。
私たちは理論に縛られ過ぎてた。

でも愛は人間が発明したものではないし愛には特別な意味がある。
私たちはまだ理解していないだけ。

これは何かの手がかりなのかもしれない。
愛は私たちが感知でき時空も時間も超えるの。

愛が未知の力でも信じていいと思う」

この“愛”を信じたアメリアがたどり着いた先は、人間が移住可能な惑星だったのです。

それが分かるのはラストのアメリアが宇宙服のヘルメットを取るシーン。

宇宙服に頼らず人間が普通の生活を送れる惑星という事を表しています。

もちろん彼女がそこへたどり着けたのは、クーパーの冷静な判断や高度な操縦技術、更に自らを犠牲にしてアメリアに未来を託すという勇敢な決断があったからこそ。

ですが最後まで“愛”を信じたアメリアが引き寄せた結果ともいえるのかもしれません。

このように「インターステラー」はSF映画でありながら“愛”を随所に感じられます。

クーパーとマーフィー親子の強い絆や深い愛情も見所の1つ。

クーパー

壮大なスケールで描かれた魅力あふれる作品になっていますので、ぜひ「インターステラー」の世界観を体感されてはいかがでしょうか。

インターステラーの意味や原作、名言や続編情報、あらすじやキャスト、PV等の視聴に関しての詳細はこちらの記事もご覧くださいね↓

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インターステラー解説やマン博士!津波やネタバレと結末 (ラスト) のまとめ

女性案内豪華キャストが出演し大ヒットとなったSF映画「インターステラー」についてご紹介させて頂きました。

世界中で大ヒットした事が裏付けるように、この先ずっと多くの人々を魅了する最高傑作になっています。

難しい物理的理論は一度頭の片隅に起き、ぜひ純粋にこの作品の魅力を感じ取って頂けたらと思います。

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