インターステラーは、重力の働きを制御するための数式を求めて、父娘の愛と次元や時空間を越えた感動的なストーリーです。
地球の劣化する環境問題から人類を救済するため、そして娘との約束を果たすため自らを犠牲にして数々の困難に勇敢に挑み続ける父クーパー。
そして父との約束を信じ父の言葉を実現するために、人類が移住できるスペースコロニーの建造や打ち上げ成功を目指し、精一杯の力を振り絞る娘マーフ。
それを実現させる要の技術「重力コントロールの数式」をどうやって見つけるのでしょうか?
人類救済のための壮大なスケールで展開する「父娘の約束」と、命がけで未知の宇宙での葛藤を描いた物語がインターステラーです。
そんなインターステラーのあらすじや少しだけネタバレを含んだ洞察、キャストや動画吹き替え等についてご紹介します。
インターステラーのあらすじとネタバレ?
近未来の地球は環境問題により繰り返し起きる砂嵐等の異常気象のため、農業がダメージを受け続け食料危機問題が深刻化していた。
このままでは近い将来人類が餓死してしまうとさえ感じる事態に直面している地球。
そのような事態の中、クーパーは宇宙飛行士をすでに引退、地球の食料不足を補うために、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフィー(マーフ)と共にトウモロコシ農場やエンジニアを務め、貴重な食料となるトウモロコシ栽培を行っています。
NASAの秘密基地!ラザロ計画の推進
ある日にクーパーとマーフは受信したメッセージを解読し、それが指し示しているNASAの秘密施設にたどり着き、驚くべき計画が進行しているのを知ります。
その計画とは、高次元意識「彼ら」の設置した人類救済のワームホールを利用した人類移住。
- このワームホールを通れば、第2の地球となり得る遠方の宇宙にあるであろう移住先の探索をすることが可能に。
- そしてプランBとして、人類の凍結受精卵を第2の地球で育て、種を保存することだった。
- 一方地球では、環境変化から避難するためのスペースコロニー打ち上げに不可欠な重力コントロールの数式を明らかにする研究が進行中。
しかしそこには思わぬ障害が潜んでいた...。
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インターステラー地球時間の推移!地軸(重力場)より離れれば離れるほど時間の流れは遅くなる?
クーパーが時間の流れの遅い宇宙で第2の地球を探索している中、地球では何十年が経過。
クーパーと同い年に成長した娘のマーフはブランド教授とともに巨大なスペースコロニーを宇宙に打ち上げるための研究を行っていたが、どうしても重力方程式が完成しないことに苦しんでいた。
それには深い秘密が隠されていた...。
宇宙でのクーパーは?
宇宙ではハプニングが続出して、こちらも第2の地球の探索に苦しんでいたクーパー一行。
最終手段としてアメリア博士一人にミッションの全てを託してブラックホールに突入、重力方程式を解析しようとワンウェイミッションに挑むクーパー。
そして行き着いた先とは?
そしてそこからの急展開は如何に?
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インターステラーの動画吹き替えやキャストは誰?
ジョセフ・クーパー(演マシュー・マコノヒー/吹き替え:小原雅人)
クーパーは優秀な元空軍パイロット。
食糧危機に苦しむ地球の農業エンジニアとして働き、農業機械の整備や時折飛んでくるドローン(無人機)等の不要機器の回収などを行っている。
継続的に起こる砂嵐のため、農作物は徐々に採れなくなっている等の地球環境にストレスを感じながらも、子どもたちと死んでしまった妻の父親と一緒にそれなりの幸せな生活を送っていた。
そんな中、廃棄されているはずのNASAの秘密基地を発見してしまい物語は風雲急を告げる展開が始まる。
クーパーはマーフとの和解の機会を得られないまま、出発の日を迎えてしまう。
クーパーはマーフとの約束を胸にブランド教授の娘のアメリア・ブランド博士らとともに、宇宙船エンデュランスに乗り込み第2の地球を目指して探索に出発する。
マーフィー”マーフ”クーパー(演ジェシカ・チャステイン/吹き替え:岡寛恵)
クーパーの娘マーフ。
マーフは自分の部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を幽霊のせいだと信じていたが、ある日クーパーはそれが何者かによる重力波を使った二進数のメッセージではないかと気が付く。
父の言葉を信じ何十年もの間、人類救済のための重力コントロール数式をブランド教授とともに人生を賭けて探し求める。
幼少期のマーフ:マッケンジー・フォイ(吹き替え:諸星すみれ)
老年期のマーフ:エレン・バースティン(吹き替え:沢田敏子)
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トム・クーパー(演ケイシー・アフレック/吹き替え:加瀬康之)
マーフィーの兄。
トムは父が宇宙探索に向かうことに賛成していたが、何年も戻らない父が約束を守れなかったと感じていた。
そして残されたマーフや妻子とともに過酷な環境でのサバイバルを決意していた。
幼少期のトム:ティモシー・シャラメ(吹き替え:上村祐翔)
ジョン・ブランド教授(演マイケル・ケイン/吹き替え:有本欽隆)
重力の不安定が招く地球破滅のシナリオから人類を救済するために重力コントロ-ルの数式を解くために人生を賭けている。
物語のキーとなる人物で、娘のアメリア博士にも決死の宇宙探索をさせ、自らは危険な地球に残り人類の存続を最優先させる立場として、常に苦渋の選択を迫られていた。
ブランド教授の最後に明かす真実とは?
ブランド教授はイギリスの詩人ディラン・トマスの Do Not Go Gentle Into That Good Night(穏やかな夜に身を任せるな)を何度も引用する。
アメリア・ブランド(演アン・ハサウェイ/吹き替え:園崎未恵)
ブランド教授の娘で博士として宇宙探索メンバーの一人。
ラザロ計画を遂行するため父親とともに人類救済計画を推進する人物で、恋人はすでに移住先の星に旅立っている。
はたして再会することはできるのか?
ヒュー・マン博士(演マット・デイモン/吹き替え:土田大)
人類の移住先の惑星を探索するために地球を飛び立った偉大な博士の一人。
到達した惑星から、人類移住に適している惑星を発見したと打診しているが...。
果たしてその真意とは?
インターステラーの動画配信はどこがおすすめ?
近未来地球の直面するかも知れない問題を科学的に正確に描写、父と娘の次元を超えた絆を感動的に描くインターステラーは、Amazon、Huluでご覧いただけます。
インターステラーの解説やマン博士、津波や結末、意味や原作、名言や続編等の情報はこちらの記事もご覧くださいね↓
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いかがでしょうか?
人類を取り巻く環境は一刻一刻変化を遂げ始めています。
リサ・ランドール博士の「ワープする世界」でも五次元空間や重力子について、詳細で最新の論理物理学のセオリーが展開されています。
今まで謎に包まれていたベールが一つ一つ剥がれていって、少しづつ人類の未来の方向性が見え始めています。
ワクワクしていくのは私だけではないと思いますし、より多くの事実の発見によって新たな人類の新章が始まりそうな流れですよね。
そして物語ではワームホールを設置して、人類に手を差し伸べている高次元意識の「彼ら」が、人類の進むべき道を示してくれていることに感動しました。
脳科学の世界では研究が日進月歩で進んでおり、人類の進化の先が高次元意識であると考え始めているようですが、この映画の示唆している内容を加味すると、研究の先には実感できる以上の信憑性の高さがあるのかもしれませんね。
ちなみに最先端スピリチュアリティの世界では、そもそも人類は高次元意識の分霊であることが常識になっています。
是非お時間のある時に、インターステラーから多くの研究成果を感じ取っていただければと思います。